January 31, 2006

WEBサイトの信頼性とは何か?

CNET Japan の記事「ウェブサイトの信頼性を高める新たな試み」より。

ウェブブラウザの下部に表示される鍵型をしたアイコンへの信頼性が、緩い基準とずさんな監督のために低下してしまっているが、今年認証基準の強化とブラウザのアップデートが実施されれば、この信頼性も再び向上することになるだろう。
...ぇと、何が強化されるのか謎です。
んー、新しいタイプの証明書という事は、暗号化の仕組みから変えるのでしょうか。
私は証明書の信頼性よりはパケットキャプチャされるほーが嫌かな...今は。
SSL 時のブラウザ上の確認 UI とか、電子認証書の発行手順の統一化。
...あたり程度だったら、今とあまり変わらない気もするのですが...。

なんか、革新的な唯一無二の電子証明生成方法でも考えない限り難しいのでは。
だって、会社なんてやろうと思えば登記し放題だし、住民票とかその程度のものは本気になれば偽造して、かつ、審査をスルーする可能性だってあるでしょう。

...という事で、私は当面は暗号化されている事を重視し、その電子証明書が正しいか否かは、一応「不審に思ったら」確認する程度です。
それに、個人情報やデータをインターネットに流すという事はリスクを伴う事なのですから、現状ではそのサイトの信憑性などは自分で考えて自分で決定するしかないと考えています。
あくまでも、その信憑性を判断する材料の電子証明書の判断基準制度が向上するのみかな...と思っています。

ま、この新たな試みがどんなものか...記事からは玉虫色で判断つきかねますが、今年、それがお目見えするそうですから、気に留めておくことにします。

さて。


zechi_kun at 10:32│Comments(0)TrackBack(0)clip!世界電脳網 

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