June 03, 2008

実は、プリウスは環境に優しくなかった??

プリウスは環境に優しいのか否か?
いや、優しくないぞ....と言ってる記事。

** WIRED VISION より:
「新型プリウス」よりもエコな「中古車」、米国で人気
http://wiredvision.jp/news/200806/2008060322.html

どうして優しくないのかというと、プリウスが生産されて購入するまでに消費するガソリン量を計算に入れていないからだという。
それならば、中古車で低燃費車両を購入した方が環境に優しいという理論。

さて、プリウスの場合なら普通のガソリン車と比べて「燃料削減」できているというのを仮に数値化する事もできる。
数値化したら、生産で要されたガソリンをその数値を元に計算すれば、清算できたのできないだの考えることが出来る。

で、中古車は清算できているとの前提に立っているが、どうやって清算するのでしょうか?
普通のガソリン車だから、何かと比べて「燃料削減」できている....なんて計算はできないですよね.....。
この記事では、燃費の悪い車といい車を比較してって事らしいのですが、それでいいのか?....って感じがあります。
だって、相対評価なんだから、絶対評価であるプリウスの場合と比べるのは可哀そうな感じがします。(プリウスの場合も絶対に絶対評価かといわれると、びみょーですけど(汗)

まぁ、何にしても、環境を考えた場合、ただ省エネ製品を買えばよいって訳ではなくて、その製造過程で発生した環境負荷も考えなければならないという事です。
それが車であれ、テレビであれ、電球であれ....。
でも、それをどう評価するのか絶対的な基準がないと、判らないですよね。

どこか中立的機関が地球規模的に決めてくれないかなぁ。
せめて、日本だけでもいいから、そういう試みをして欲しいものです。
環境、環境と簡単にいいますが、よく考えると難しいですね。(ーー;)



zechi_kun at 18:47│Comments(0)TrackBack(0)clip!自動車 

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