June 09, 2004

ACCS の情報漏洩問題が被告側と和解....

Impress INTERNET Watch の記事 ACCSとoffice氏が和解〜掲示板の監視義務を課す仮処分申請で より。

実際のところ、ACCS は上手く被害者になった訳です。
可能性の話しで言えば古典的な cgi の脆弱性なので、過去に office 氏以外の人間が同様の情報引出しをしなかったとは断言できません。
厳しいようですが、office のみを断罪する事で逃げている ACCS は信頼に足る団体とは言い切れるのかどうか...。

この問題で情報を公開された人も訴えていますが、その損害賠償額についても興味があります。
実際のところ、インターネットから流出しただけであって、従来の名簿販売と同様の被害程度しか被らないと想定できます。
まぁ、もし office の公開した情報を元に嫌がらせなどを受けていれば精神的な被害に対する賠償請求は可能と思われますが...。

どちらにしても、取れるところから取るということですか。
もし、情報漏洩対策をする NGO とか設立して、その運営資金にするとかだったら理想的ですけどね。

最後に余談ですけど、名簿の売買って法規制ないんですよね。
それに、収集した個人情報を闇で密売しても取り締まる法律がない雰囲気ですし...。
ここらへんの話しも含めて国として規制すべきところは考えて欲しいですね。
著作権法とか道路交通法改正、年金ネタの強行採決する前に...。


zechi_kun at 18:14│Comments(0)TrackBack(0)clip!世界電脳網 

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